口腔・咽頭科
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口蓋扁桃摘出術における術後出血の検討
丸笹 直子岩井 大吉永 和仁泉川 雅彦金子 明弘立川 拓也山下 敏夫
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2001 年 13 巻 2 号 p. 237-241

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抄録

1988年1月から1997年8月までに, 関西医大耳鼻咽喉科で全身麻酔下に口蓋扁桃摘出術を施行された725例を対象とし, このうち術後出血例につき検討した.その結果, 11例 (1.5%) で術後出血が見られ, 6例 (0.8%) は再度の全身麻酔が必要な症例であった.習慣性扁桃炎の11~20歳の年齢層に術後出血が生じやすく, 出血部位は左に多く, 出血時期は術後24時間以内に多く見られた.扁桃摘出術に際し, こうした事項の認識が重要であると考えた.

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