口腔・咽頭科
Online ISSN : 1884-4316
Print ISSN : 0917-5105
ISSN-L : 0917-5105
うがい効果の検討
河野 えみ子福井 順子今井 玲寺村 重郎井野 千代徳山下 敏夫
著者情報
ジャーナル フリー

2003 年 15 巻 2 号 p. 199-207

詳細
抄録

うがい効果を十分に得るためには, 含嗽剤の殺菌作用と機械的除菌作用を有効に活用することにある.また, 咽頭炎などの感染症には “咽頭型” のうがいを, 口内乾燥症には “口蓋型” のうがいと疾患別のうがい方法を考案して作成したパンフレットを用いてうがいの指導にあたってきた.うがい教室に参加した症例を対象として, うがい効果を検討した.
口内乾燥症は「口がかわく場合」のうがい方法を6ヵ月実施後, 40%に自覚的に効果があった.手術を勧められた習慣性扁桃炎患者に「のどが痛い場合」のうがいを6ヵ月実施後, 53%が扁桃炎の発症が減少して改善がみられ, 今回手術を見送った.掌蹠膿疱症14例は「のどが痛い場合」のうがいを6ヵ月実施後, 10例に改善がみられ今回手術を見送った.

著者関連情報
© 日本口腔・咽頭科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top