水利科学
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一般論文
環境ホルモンによる水質汚染の現状と今後の課題
松井 三郎
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2000 年 44 巻 1 号 p. 1-17

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抄録

環境ホルモン(外因性内分泌攪乱物質)汚染問題は,従来見過されきた化学物質の人と生態系への影響を示している。化学物質の毒性影響は,今まで個体の「死」,あるいは発ガ確率で考えられてきた。外因性内分泌攪乱物質は,生殖毒性を問題にしている。れは,子孫生まれてこない危険性,生まれても奇形等障害を受けている問題を提起しいる。化学物質の使用量と物質数は増加する一方である。どのように化学物質を利用するか? 我々は,正しい解答を出せていない。環境ホモンの中で最強と思われるダイオキシンについてその毒性レベルを,標的理論で検討する。環境ホルモンの水質汚染,下水処理問題について も検討する

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© 2000 一般社団法人 日本治山治水協会
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