スジアラ種苗の放流実験を2回実施した。1回目は平均全長137mmの種苗2000尾を, 2回目は平均全長79mmの種苗900尾をサンゴ礁域に設置した囲い網(400m2)に収容して7日間環境に馴致し, 同数の直接放流群(平均全長, 1回目 : 142mm, 2回目 : 86mm)と同時に放流した。第2回放流では, 台風によって調査を十分に実施できなかったが, 第1回放流調査では, 放流種苗の摂餌個体率, 肥満度および内臓重量指数の推移から, 馴致放流群の方が環境への順応が速いと判断され, また被食頻度は低い傾向を示した。