日本水産学会誌
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赤潮プランクトン3種の有機態リン利用特性とアルカリフォスファターゼ産生能
山口 晴生西島 敏隆西谷 博和深見 公雄足立 真佐雄
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2004 年 70 巻 2 号 p. 123-130

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抄録

赤潮原因種Karenia mikimotoi およびSkeletonema costatum はリン酸モノエステル利用能とアルカリフォスファターゼ (AP) 産生能を有し, Heterosigma akashiwo はこれらの能力を欠くことが明らかになった。前2種のAP活性はそれぞれ最大115および0.273fmol/cell/minであり, いずれも活性は極めて高いことがわかった。これらのことから, 海水中の有機態リンが赤潮の発生に対して有意に寄与していることが示唆された。

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© 2004 公益社団法人 日本水産学会
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