日本水産学会誌
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短報
野生化したニジマスと天然イワナの釣られやすさの比較
坪井 潤一森田 健太郎
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70 巻 (2004) 3 号 p. 365-367

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抄録

釣られやすさの種間差を明らかにすることは, 天然個体群保全や放流指針策定において重要である。本研究では, 野生化したニジマスと天然のイワナが生息する自然河川において餌釣りとフライフィッシングを行い, 釣られやすさの種間差を比較した。その結果, 餌釣りではイワナの方がニジマスよりも釣られやすかったが, 逆にフライフィッシングではニジマスの方がイワナよりも釣られやすかった。放流直後のニジマスは非常に釣られやすいと考えられてきたが, 自然水域に馴化した個体や再生産された個体では, 釣られにくくなることが示唆された。

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© 2004 公益社団法人 日本水産学会
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