東北大学大学院農学研究科
71 巻 (2005) 4 号 p. 535-541
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カキの生食などによって起こるノロウイルス食中毒は重要な非細菌性急性胃腸炎の一つであり,これまでに医学や食品・環境衛生学分野で多くの研究がなされてきたが,水産学分野での研究は乏しい。しかし,衛生的なカキ養殖システムを構築するためには水産学領域における研究が必要である。本総説では,内外の研究論文に基づき,ノロウイルスおよびその感染症の概要,感染経路,カキにおけるノロウイルス汚染,および浄化処理法について紹介した。最後に,カキにおけるウイルス取り込み機構などの基礎的研究の必要性を論じた。
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