和歌山県農林水産総合技術センター水産試験場
東京大学海洋研究所
2005 年 71 巻 5 号 p. 791-796
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紀伊水道東部海域のシラス漁業について,最適な解禁日を決定する方法と,2004 年 3 月 26 日から 4 月 7 日まで行われた禁漁の効果を Y/R を用いて検討した。実際の 4 月 8 日に漁業を開始した場合,効果は漁獲重量で 1.60 倍と試算された。理想的な場合は 4 月 9 日に漁業を開始する場合であり,その効果は漁獲重量で 1.61 倍となって,実際の場合と理想的な場合はほぼ一致した。今後もこの漁業管理を続けていくことが有効と考えられた。
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