日本水産学会誌
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浮魚礁周辺のカツオKatsuwonus pelamisを対象とした広域および長期追跡システムの開発
浅井 咲樹内田 圭一宮下 和士荒井 修亮三田村 啓理北川 貴士白川 北斗富安 信笹倉 豊喜宮本 佳則
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2021 年 87 巻 2 号 p. 108-116

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抄録

 浮魚礁近傍のカツオの行動生態調査は超音波バイオテレメトリーにより行われてきたが,追跡範囲は制限されていた。そこで新手法として超音波受信システムとデータ通信端末を組み合わせた漁船搭載型受信システムを開発した。本研究では浮魚礁周辺で操業する漁船に開発したシステムを搭載し,カツオの行動生態調査における有効性を検証した。その結果,追跡範囲の拡大,GPSによる個体位置情報の取得,1年を超える長期間の追跡に成功した。また,携帯通信網を介したデータの自動収集によってデータ回収の効率化を実現した。

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