著者所属:長崎県総合水産試験場 東京水産大学資源育成学科 長崎県総合水産試験場 日本栽培漁業協会上浦事業場 日本栽培漁業協会上浦事業場 東京水産大学資源育成学科
68 巻 (2002) 3 号 p. 374-381
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
飼育環境下で種苗生産されたブリ稚魚の質を栄養成分から検討するため,長崎県水試で生産した飼育稚魚と九州沿岸で採捕した天然稚魚の脂質成分を比較した。分析の結果,前者は後者に比べてトリグリセリドが多く,n-3HUFA特に22:6n-3の少ないことが分かった。高いトリグリセリド含量は飼育稚魚の飢餓耐性向上に寄与すると期待させる。しかし,n-3HUFAや22:6n-3含量が少ないことから,飼育稚魚の成長,生残および活力には懸念のあることが示唆された。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら