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大気環境学会誌
Vol. 46 (2011) No. 3 P 164-171

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http://doi.org/10.11298/taiki.46.164

原著

川崎市川崎区池上町の池上新町交差点において、PM2.5自動測定装置により連続的にPM2.5の1時間値を2003年11月に計測し、そのスポット試料について、PIXE法による元素組成分析とイオンクロマトグラフによるイオン種の分析を実施した。その結果、スポット試料から多数の元素とイオン種の精度良い組成情報を得ることができた。これら組成データに有機炭素(OC)元素状炭素(EC)、の情報を加えて成分組成割合を検討すると、OCは27%、ECは43%、元素は5%、イオン種は25%であった。元素組成、イオン種にガス状物質(NO、NO2)を加えて行ったPMF法による解析結果から、PM2.5は自動車排出ガス由来と大気二次生成由来の粒子の影響受けていると推察された。PM2.5の特徴と挙動、さらには動態の検討や発生源寄与率の把握などに、本法が有効であることが示された。

Copyright © 2011 社団法人 大気環境学会

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