2023 年 58 巻 1 号 p. A52-A71
日本では人為起源揮発性炭化水素濃度が減少傾向にあるにもかかわらず、大気中オゾン(光化学オキシダント)濃度が増加傾向にあるとの指摘がある。光化学オキシダント濃度の低減に向けて、大気化学の基礎研究が強力に推進されている。室内実験、野外実験、モデル計算等によるエアロゾルの気液界面での反応機構、酸化性ガスのエアロゾルへの取り込み、酸化性ガスの寿命を決める物質生成、それらの微細過程のモデルへの取り込みについての最新の研究成果が、話された。世話人の把握による対面参加者数は概数であるが、約70 名強であった。Zoom 参加者は未把握である。