大気環境学会誌
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大気化学の新しい測定法と反応場を求めて
前田 泰昭
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2001 年 36 巻 5 号 p. 253-261

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抄録

昭和47年, 大阪府立大学に赴任してから続けてきた大気環境科学の研究として
(1) 微量大気汚染物質の化学発光連続定量法の開発
(2) 凍結や蒸発など相変換過程における汚染物質の転換反応の解明
(3) 材料腐食を指標とする複合大気汚染の評価
(4) 超音波照射による有害化学物質の無害化
の4課題について, 研究に至った経緯と得られた結果について記し, 従来と異なる観点から大気の測定と汚染物質の変換過程および処理を目指した28年間を振り返り, 得られた成果をまとめた。

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