太成学院大学紀要
Online ISSN : 2423-8945
Print ISSN : 1349-0966
ISSN-L : 1349-0966
魔女とマス・メディア
―ヨーロッパ近世の他者のイメージをさぐる―
黒川  正剛小林  繁子楠  義彦
著者情報
研究報告書・技術報告書 オープンアクセス

2018 年 20 巻 p. 225-235

詳細
抄録

本稿は,科研費の助成を受けた公開シンポジウム「魔女とマス・メディア―ヨーロッパ近世の他者のイメージをさぐる」(2017年11月19日・太成学院大学)の報告である。シンポジウムでは,ヨーロッパ近世社会における他者として魔女と犯罪者を取り上げ,それらと当時のマス・メディア(ビラ,パンフレット,木版画等の図像)の関係について報告した。全体は,黒川正剛「魔女はなぜ信じられるようになったのか?」と小林繁子「犯罪者と悪魔―近世ドイツの印刷メディアから―」の二つの研究報告と楠のコメント「魔女とマス・メディア」から構成される。

著者関連情報
© 2018 太成学院大学
前の記事 次の記事
feedback
Top