日本味と匂学会誌
Online ISSN : 2424-1326
Print ISSN : 1340-4806
2.摂食・嚥下障害児の味覚刺激による評価・訓練法(<総説特集>摂食機能と味覚・うま味の関連-2)
向井 美惠
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2010 年 17 巻 2 号 p. 81-86

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抄録
咀嚼中に食物の一部は咽頭腔に流れ、喉頭蓋谷や食道入口部に貯留されており、摂食された食物は、口腔内の味覚のみならず咽頭から呼気により嗅覚をも刺激する。この味覚と風味の中心をなす嗅覚は、咀嚼中の食物だけでなく、飲料の嚥下後にも感知でき、嚥下に関係する口腔諸器官の運動を引き出す。このような甘味味覚を中心に嗅覚をも含めた感覚刺激は、嚥下障害の患児の機能評価と訓練への応用が可能である。ここでは本訓練が不適応な甘味受容拒否の原因究明の基礎研究の一端についても紹介する。
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© 2010 日本味と匂学会
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