Thermal Medicine
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効果的なRF加温の手段について
大田 真樋口 優子北村 晶子川崎 玲垣下 ひかる森岡 丈明鞆田 義士成定 宏之今田 肇矢原 勝哉大栗 隆行
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2016 年 32 巻 1 号 p. 1-4

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抄録

温熱療法において, 抗腫瘍効果を得るには42.5°C以上に腫瘍内温度を上げることが必要とされるが, 皮下脂肪への電磁波帯電による熱感により, 目標温度に加温することは容易ではない. その為, 各施設において医療用ゼリーの塗布やテープの貼付, グリッピング法, 治療体位といった加温効率の改善に繋がる様々な取組みがなされている中, 今回我々は, オーバーレイボーラスと電極パッドの厚みといった2項目について解説した.

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© 2016 日本ハイパーサーミア学会
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