日本ハイパーサーミア学会誌
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温熱治療ガイドにおける磁気共鳴画像化の役割
- 技術概説 -
黒田 輝
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2007 年 23 巻 2 号 p. 71-84

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抄録

磁気共鳴画像化法 (Magnetic Resonance Imaging, MRI) は治療支援においてユニークな役割を担う. MRIの特徴は, イメージングに使われる電磁波の波長と独立した空間分解能を持つこと, 対象の物理的特性に関係したさまざまな画像パラメータを有すること, 軟部組織のコントラストに優れていること, 撮像面選択の自由度, ならびに放射線被爆がないことである. これらの特徴を活かせば, 腫瘍部位の識別, 治療計画, 治療デバイスの追跡, 温度分布画像化ならびに治療効果の判定を含む, 総合的な温熱治療支援が可能になる. 本稿では主として技術的・物理的観点から, 温熱療法支援におけるMRIの役割を概説する.

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© 2007 日本ハイパーサーミア学会
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