日本ハイパーサーミア学会誌
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遠赤外線温熱療法による気分プロフィール尺度 (POMS : Profile of Mood State) 検査からみた心理学的変化
八塚 美樹和田 重人原 元子松井 文駒井 希望安田 智美吉井 美穂田澤 賢次
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2005 年 21 巻 4 号 p. 231-236

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抄録

遠赤外線温熱療法は, 免疫賦活作用を有する癌治療法として, 今改めて注目されている.その特徴は相補・代替医療の特徴を備え, 西洋医学単独では解決しえない病態や未病への治療となる新たなる領域である.そこで, 今回, 肩こり, 不眠, 冷え等の体調の不良を訴える人を対象に, 遠赤外線温熱刺激による効果を, 気分プロフィール尺度 (POMS) を用いて心理的側面の変化から検討した.結果として, 温熱刺激により「抑うつ-落ち込み」, 「怒り-敵意」, 「混乱」においてPOMS評点の有意な低下, 「緊張-不安」, 「疲労」の低下傾向が認められ, 温熱刺激が心理的側面に影響を与えることが示唆された.

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