(公益財団法人)東京都医学総合研究所 細胞膜研究室
2019 年 31 巻 181 号 p. SJ23-SJ24
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糖脂質ミクロドメインである脂質ラフトは細胞膜において組成的、機能的に不均一である。最近の報告から、一つの細胞の膜でも空間的に異なる脂質ラフトが存在することが分かってきた。中枢神経系においてガングリオシドGD3ラフトは発生の初期段階で小脳顆粒細胞の移動に関わっている。血液凝固系において、血餅退縮は血小板のスフィンゴミエリンラフトにおけるフィブリン、インテグリンαIIbβ3、ミオシンの集積が関わっている。
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