Trends in Glycoscience and Glycotechnology
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日本糖質学会40周年記念号論文(日本語)
1,2-cisグリコシドを含む複合糖質糖鎖の合成研究と応用
石渡 明弘
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2019 年 31 巻 181 号 p. SJ53-SJ54

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抄録

オリゴ糖や多糖の合成において、グリコシル化は鍵反応として繰り返しおこなわれるため、効率性、立体選択性の両方が重要となる。原核生物や真核生物の由来を問わず、様々な生物活性を持つ糖鎖にみられる構造である1,2-cisグリコシドの合成法としては、決定的なものは少ない。そこで我々がこれまで行ってきた1,2-cisグリコシル化反応の高効率な立体制御法の開発より、C. jejuniや結核菌などの細菌由来糖鎖の合成と応用、アラスカに生息する甲虫の不凍糖鎖や植物由来の翻訳後修飾構造の糖タンパク質部分構造の合成と応用に関する展開について紹介する。

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© 2019 FCCA (Forum: Carbohydrates Coming of Age)
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