Trends in Glycoscience and Glycotechnology
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日本糖質学会40周年記念号論文(日本語)
アスパラギン結合型糖鎖の生合成初期に関する研究の新たな展開
原田 陽一郎
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2019 年 31 巻 181 号 p. SJ95-SJ97

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抄録

アスパラギン(N)結合型糖鎖修飾は、小胞体で合成される大部分の分泌タンパク質および膜タンパク質に起こる翻訳後修飾の1つで、糖タンパク質の立体構造の形成や分解、細胞内輸送を調節する機能を持つ。しかし、N結合型糖鎖修飾の制御に関わるメカニズムは不明な点が多く、この翻訳後修飾の生理的/病理学的機能の統合的な理解には至っていない。本稿では、N結合型糖鎖修飾の制御に関わる最近の知見に加え、N結合型糖鎖修飾反応の新たな阻害剤の開発に関する報告について紹介したい。

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© 2019 FCCA (Forum: Carbohydrates Coming of Age)
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