ポスドク問題、シニア人材活用、科学普及を目標にここ10年活動をつづけてきたNPO法人知的人材ネットワークあいんしゅたいんが、「日本学術会議in京都」企画に関わって、多様性と包摂性を基礎に、市民と積み上げてきた経験、男女共同参画における日本学術会議、多様性と包括的イノベーションの視点からのメッセージ、クライシス下での科学と社会を論じ、そこから市民を巻き込んだ、分野を横断する科学の在り方を探る。個別科学の深化の20世紀から分野横断的課題の解決に向かって、科学社会の今後の行方を、多様性と視点から考察する。