学術の動向
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毒性学のこれから ─外から見た毒性学─
毒性学のこれからを考える
青木 康展石塚 真由美渡辺 知保
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2021 年 26 巻 7 号 p. 7_80-7_82

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抄録

 毒性学は、その研究対象を多種多様な化学物質としており、その多くがヒトの生産活動により生み出されている。従って、社会の構造や活動、環境の変化により、毒性学の社会的ニーズや対象も絶えず変化を続けている。そこで、毒性学の現在と未来を考えるために「外から見た毒性学」について、多様な分野や立場、専門性を持つ講師によるシンポジウムを開催した。本特集では、化学物質の規制や市民と毒性学専門家の関係性を中心に、「リスク評価」、「リスク管理」、「リスクコミュニケーション」など、毒性学に社会が求めていることについて論ずる。地球環境の変化や社会の変革が現在進行形で起こっている中、毒性学が今後どのように変化・変貌していくのか、社会的ニーズに答えるためには何を考えなければいけないのかについて議論する。

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© 2021 公益財団法人日本学術協力財団
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