学術の動向
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Gサイエンス学術会議共同声明
ネットゼロと気候変動影響に備えた未来 ―科学・技術と変化のための解決策 (仮訳)
Gサイエンス学術会議共同声明 2021
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2021 年 26 巻 8 号 p. 8_79-8_80

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抄録

 本声明はGサイエンス学術会議が作成した。これは、G7諸国が気候変動に関するリスクを予測し、それに伴う変革、および、2050年またはそれ以前にネットゼロを達成するための行動の綿密な設計・計画・加速の必要性に関する同学術会議の見解を表明している。我々は、G7諸国が現在利用可能な技術や自然に基づいた解決策を展開すること、ならびに、壮大な目標への達成につながる研究開発に投資することを推奨する。世界中のすべての国が手を携えて取り組まねばならない。サイエンスはグローバル規模で取り組むものであるが、昨年はこれまでになく、グローバルサイエンスのパワーが発揮された年であった。

 本声明では、「サイエンス」は工学を、「技術」は自然に基づいた解決策をそれぞれ含むものとし、「ネットゼロ」は全ての温室効果ガス排出について述べるものとする。

© 2021 公益財団法人日本学術協力財団
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