東京大学先端科学技術研究センター
2022 年 27 巻 10 号 p. 10_46-10_50
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障害者差別解消法が施行され、大学に進学する障害学生の数が増えてきている。しかし、障害のある学生の理工系分野への参加はまだ少ない。理由として、実験や野外実習での活動における障害を事由とする困難があげられる。ここでは車椅子利用者など移動に障害のある学生・研究者に対象を絞り、彼らが経験するであろう実験室での困難に対する合理的配慮と基礎的環境整備の実際について、アメリカの事例と国内での取り組みの見通しについて述べる。
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