学術の動向
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20年後の科学・学術と社会を見据えた リモデリング戦略を考える
公開シンポジウム「縮退時代において, 20年後のまち・社会を考える ~宇宙×都市×遺伝子×生態~」から
石川 麻乃
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2022 年 27 巻 6 号 p. 6_59-6_64

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抄録

 本稿では、2022年3月1日に行われた日本学術会議公開シンポジウム「縮退時代において、20年後のまち・社会を考える~宇宙×都市×遺伝子×生態~」について報告する。45歳未満の若手研究者で構成される若手アカデミーが、未来に向けて“縮退時代”という、暗く、後ろ向きな視点を持つのはいささか夢がなさすぎると受け取られるかもしれない。そこで、本稿では、まず、私たちがこのシンポジウムを開催するに至った背景を概説することで、20年後を見据えたリモデリング戦略を考える上で正視すべき課題の交差点として“縮退時代”を位置づける。次に、今回主体となってシンポジウムを企画した「越境する若手科学者分科会」や、シンポジウムの内容、当日の様子、今後の取り組みについて紹介する。

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