特殊教育学研究
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吃音の予期不安メカニズムの理論的検討と今後の展望 ―内受容感覚に着目して―
飯村 大智角田 航平青木 瑞樹石田 修
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ジャーナル フリー 早期公開

論文ID: 24R010

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抄録
吃音の予期不安の生起メカニズムについて身体的反応と感情生起の関連性に着目して知見の集約を行い、理論的考察を行った。吃音に伴う不安症状や予期不安は心拍の動悸や喉の苦しさなどで表現されるが、これは内受容感覚と呼ばれる心拍や動悸などの身体内部の感覚としても説明できる。不安などの感情的反応は身体の緊張の高まりなどの身体的反応によって説明できる可能性がある。吃音話者における内受容感覚の研究は少ないが、理論的示唆や行動指標からその処理過程に特異性がある可能性があり、内受容感覚を適切に処理することで吃音や予期不安の軽減につながる可能性がある。最後に予期不安の軽減のための臨床的示唆として、認知行動療法やマインドフルネスなどの心理療法を例示しながらその作用機序と身体的反応との関連について考察した。
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