徳島文理大学研究紀要
Online ISSN : 2432-4248
Print ISSN : 0286-9829
原著論文
小学校の校長・教頭(副校長)・一般教師のバーンアウトとエゴグラム自我状態の関係について
藤崎 ちえ子
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2018 年 96 巻 p. 1-8

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抄録

本研究の目的は小学校の校長・教頭(副校長)と一般教師のバーンアウト傾向とエゴグラム自我状態による性格 傾向との関係を調査することでバーンアウト対策に活かすことである。エゴグラムの結果FC値は校長一般教師の順に低くAC値は教頭一般教師の順に高かった。バーンアウト因子は「情緒的消耗感」と「達成感の後退」の全体において校長・教頭が一般教師より高かった。さらに校長ではCPNPはバーンアウトの値との負の相関校長と教頭ではACは正の相関がみられ性格傾向とバーンアウトの相関関係は職位によって異なることがわかった。し たがって性格傾向によるバーンアウト対策は職位を考慮して立てて行く必要があると思われる。

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