糖尿病
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診断・治療(食事・運動・薬物)
CGMを用いたインスリンデグルデクとインスリングラルギンの効果比較―無作為化クロスオーバースタディ―
武石 宗一伏見 宣俊澁谷 高志蜂谷 紘基湯村 崇之大橋 憲嗣河合 洋美森 昭裕
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2014 年 57 巻 5 号 p. 321-328

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抄録

持効型インスリンは基礎インスリンとして重要であるが効果の詳細は不明な点も多い.インスリンデグルデク(以下D)とインスリングラルギン(以下G)の効果をCGMを用いて比較検討した.2型糖尿病患者16例を,Dより開始し1ヶ月後に同量のGに切り替える群(以下D/G群)と,Gより開始し同量のDに切り替える群(以下G/D群)の2群に8例ずつ無作為に割付け検討した.基礎インスリン投与時間は朝8時とし,食事はテストミールとした.評価は1ヶ月後と2ヶ月後にCGMで行った.0時~8時のM値(90 mg/dl),0時~8時の平均血糖値,0時~8時の標準偏差,朝食前血糖値はDで有意に低値であった(P=0.005,P=0.007,P=0.03,P=0.001).DはGに比べ夜間から朝にかけて平坦で安定した血糖降下作用があることが示された.

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© 2014 一般社団法人 日本糖尿病学会
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