糖尿病
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委員会報告
糖尿病合併症の実態とその抑制に関する大規模観察研究―1型糖尿病の登録時臨床像:JDCP study 2―
糖尿病データベース構築委員会西村 理明泉 和生林野 泰明折笠 秀樹野田 光彦植木 浩二郎田嶼 尚子
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2015 年 58 巻 6 号 p. 426-436

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抄録

JDCP studyは,わが国の1型・2型糖尿病患者を対象とし,観察期間中に捕捉された糖尿病合併症のリスク因子を示すことを目的とした大規模前向き観察研究である.対象は40~75歳未満の糖尿病患者6,338名で,本研究では1型糖尿病患者394例のベースライン時の臨床データについて検討した.対象の基本情報は,男性174名(44 %),年齢(平均値:男/女)55.3/56.8歳,糖尿病罹病期間11.9/11.1年,家族歴あり27.7/35.6 %, BMI 22.4/21.8(P=0.048),HbA1c 7.9/7.7 %, HbA1c<7 %達成率23.1/26.9 %,収縮期血圧126.0/124.9 mmHg, LDL-C106.1/107.7 mg/dlであった.インスリンの使用単位数は33.0,体重1 kgあたりの投与量は0.58単位であった.SMBGを95.8 %の患者が行っていた.

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© 2015 一般社団法人 日本糖尿病学会
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