相模女子大学教育研究支援センター学術情報グループ
2010 年 62 巻 1 号 p. 16-29
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本稿は,相模女子大学附属図書館を事例として,大学図書館における貴重書指定基準制定に関わる問題点を明らかにすることを目的とする。相模女子大学附属図書館では,1991年度より貴重書指定基準策定の試みがなされてきたが,2009年度まで制定にいたらなかった。18年間にわたる貴重書指定基準制定の経緯を考察することによって,図書館と教員の貴重書に対する考え方の差異や図書館と教員のかかわりの重要性が明らかになった。
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