大阪教育大学
2015 年 66 巻 6 号 p. 382-390
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懸案であった学校司書を法制化する学校図書館法の一部改正が2014年6月に成った。しかし,その配置の義務化,職務内容,資格要件等についてはすべて今後の検討課題として残された。その中身をできるだけ好ましいものとするためには,これまでの学校図書館職員をめぐる経緯と問題点,いま学校図書館に求められる働き,それを担える人の配置や要件,改正法における二職種並置のもつ矛盾等にわたる丁寧な検討が欠かせない。そのことに向けた当面の課題への一つの提起とする。
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