学校法人神戸女学院
2018 年 70 巻 3 号 p. 485-500
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神戸女学院において図書館学講習会が行われたのは,昭和11・12両年度であった。本稿は,この講習会の立案者であり神戸女学院図書館の初代館長であった横川四十八と,彼が招請した森清をはじめとする講師たちについて述べることにより,図書館員養成と女性図書館員,あるいはまた戦前期の時代の様相を反映する読書の自由,開架制等をめぐる横川の図書館観について考察するものである。
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