運輸政策研究
Online ISSN : 2433-7366
Print ISSN : 1344-3348
研究
開発・誘発交通を考慮した道路整備効果の分析
山崎 清武藤 慎一
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2008 年 11 巻 2 号 p. 014-025

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抄録

道路交通計画における予測・評価において開発・誘発交通を考慮することはOD固定型等の既存手法に対して主体の立地・交通行動の仮定を緩めることであり,この仮定の違いによって道路整備の影響・効果は異なる.本稿では家計,企業等の主体の立地・交通における仮定の違いによる効果・影響の違いを把握するため,仮定の異なるモデルを用いて東京都市圏における現在事業中の3環状整備の影響・効果を計測した.開発・誘発交通を含めた場合,利用者便益は既存手法と比較して,若干減少するものの,大きな効果が期待できるが,CO2排出量は立地行動,発生頻度を可変すると増加していくことを把握した.

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© 2008 一般財団法人運輸総合研究所
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