慶応大学大学院商学研究科
東京大学大学院工学系研究科
2000 年 3 巻 3 号 p. 027-036
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本論文は,まず英国におけるバス政策の過去の変遷を整理した上で,1997年に成立したBlair労働党政権の発表した新たな交通政策の下,域内バス政策がどのように変化しつつあるのかを紹介する.次に1985年交通法で導入された入札制度に関して,入札価格の上昇や入札者数の減少が新たな交通政策に与える影響についての報告を紹介する.最後に我が国で導入が予定されている地域評議会とQPとの関係,英国のバス規制緩和のもたらした問題点並びにQCの意義・課題について考察する.
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