繊維機械學會誌
Online ISSN : 1883-8715
メタリックガードの綿紡への応用
(第10報) 高速カード機の試作
野崎 長二峰尾 良知長谷 川進木村 弘安藤 国輔東岡 卓三橘田 正之山本 博一
著者情報
ジャーナル フリー

16 巻 (1963) 9 号 p. 653-659

詳細
PDFをダウンロード (511K) 発行機関連絡先
抄録

目的
これまでの研究の集大成として, その研究結果に基づいて試作した高速カード機について報告する.
成果
シリンダ面繊維密度を低下し, テーカインおよびフラットにおける除じんを合理化するため, 下記のような特長をもつ試作高速カード機の運転の結果, 生産高を5倍にしてもスラィバや糸の品質は低下せず, そのうえ落綿量は著しく減少するという画期的な結果を得た.おもな機械の特長は
1) テーカイン, シリンダ, ドッファの直径を小さくし, 回転数をあげ, すべてメタリックワイヤを巻き, シリンダに巻くワイヤの歯角度を大きく, ドッファのそれを小さくする.
2) テーカイン下には吸引式テーカインアンダケーシングを設け, フラットを固定フラットと低速回転フラットに2分する.
3) 駆動部に流体継手, 全回転部無注油, 自動そうじ装置, 自動停止装置を採用する.

著者関連情報
© 社団法人日本繊維機械学会
次の記事

閲覧履歴
feedback
Top