研究目的
紡績用皮ローラの寿命は約1年から1年半で、これに要する材料費、保全費等の出費は甚だ多い。又皮ローラは継日、精度等に欠点を持つているので皮に代つて登場したゴムローラの実用的価値を比較検討するため紡績性、経済性について皮ローラと比較することを目的とする。研究結果
1.精紡機のフロントトツプローラとゴムローラを使用して比較して見ると、紡績性即ち糸切数、糸斑、平均強力、〓不同、強力不同について糸切数はゴムの方がやゝ少ないがその他の項目においては差はない。
2.経済性の点については新調費用はやゝ高くつくが、耐用年数及び保全作業簡易であるためゴムローラの方が維持費は遙かに安い。
3.連篠機、始紡機、間紡機のトツプローラに皮ローラとゴムローラを使用して比較して見ると、最近の製品においては捲付においても皮ローラと差がない程度になつた。