繊維機械学会論文集
Online ISSN : 1883-8723
混打綿工程におけるタフトの性質について
(第5報)タフトの繊維配列度
加藤 三千夫吉田 幸吉片山 勝巳
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20 巻 (1967) 6 号 p. T147-T155

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抄録

目的 実在のタフトの繊維配列度を測定考察し, タフトの性質を検討する.方法としてタフトの両端をギルで保持して張力を与え, 繊維を引き抜くときの応力の大小によって比較検討した.またタフトは紡錘形を示すものが多いゆえ, タフトの方向を長軸ときめて配列度を実験考察した. 成果  (1) 切断強度, 切断伸度および引き抜き伸度との関連結果から考察すれば, 切断強度小なるタフトは配列度良好であった.  (2) 配列度良好なるタフトは切断および引き抜き伸度は小である.いずれも工程初期の試料と後期試料との2集団に分けられ, 減少傾向は同方向である.  (3) 配列度についての井谷氏の研究で同じ試料を対象としているのは3例にすぎないが, まったく同じ結果であった.  (4) 配列度の変動率は機械型式別には明らかな変化は認あられないが, 工程後半におけるラップで大なる値 (48.1~56.6%) を示している.圧縮による影響と考えられる.

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© 社団法人日本繊維機械学会
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