繊維機械学会誌
Online ISSN : 1880-1994
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スライバの連続染色・連続多色プリントシステムの開発
(第2報) 染液付着における最適条件探索の基礎試験結果
北村 研治信國 清隆松本 諭改森 道信
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1994 年 47 巻 5 号 p. T118-T125

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抄録
目的 スライバに染液を真空吸引させて, 付着させる場合, 染液特性, プリント素材, プリント装置設定条件などにより, 付着状況は大きく変化すると想定される.このため, 再現性よく染液を付着させるたあの, 最適条件を実験装置を製造して探索する.結果 (1) 新システムにおける染液保持体の空孔径は, 染液粘度と相関があり, 染液粘度1.3cpのとき, 100μm (通気抵抗0.45kPa・s/m) の染液保持体が最適である.(2) 真空度は310mmHgが最適である.(3) 素材が変わっても最適機械条件は変わらない.
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© 一般社団法人日本繊維機械学会
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