ばね論文集
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切断といしによるコイルばね座巻部の加工特性
対馬 一憲久納 孝彦水野 正夫仲山 浩司折原 進
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1984 年 1984 巻 29 号 p. 74-83

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抄録

本論文では, 切断といしを用いて連続冷間成形コイルを切断したときのコイル座巻部の加工特性について記述している。
それらの結果を要約すると以下の通りである。
1) 切込送り速度が増加すると, といし摩耗量が比例的に増加する。 又, といし摩耗量の最も少ないといしはA100Nである。
2) 連続冷間成形コイルを切断すると, 研削焼け及びばりが発生するが, 熱処理およびショットピーニングを施すとこれらは消滅する。 これらの条件に最も適しているのはWA100Jである。
3) コイル外側面の傾きはJIS B2707の2級以内に入り, WA100Jのといしを用いると, JIS B2707の1級以内に入るコイル数が増加する。

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