コイルばねのへたり試験法であるクリーム試験, 締付試験の試験方法, 条件は一定していない. その共通化をはかるためのステップとしてへたり試験の共同実験を行い次の結果を得た.
へたり測定は常用点の試験前後の変化を測定するのが良い. 試験時間は96hrが適切である. 試験温度のへたりへの影響, 両試験のへたりの相関を把握した.
耐へたり性を評価できる材料独自の試験法の開発が望まれているので3方法を調査した. それらはねじりクリープ法, ねじりリラクセーション法, ヒステリシスループ法であるが, ねじりクリープ法が精度も良く, ばねのへたりとも対応づけが可能である.