ばね論文集
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切断砥石による回転コイルの加工特性
対馬 一憲久納 孝彦渡辺 健志辻岡 康水野 正夫折原 進
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1986 年 1986 巻 31 号 p. 68-75

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抄録

本論文では, 切断砥石を用いてコイルを回転させて切断した際の, コイルばね座巻部の加工特性について記述している. それらの結果を要約すると以下のとおりである.
1) コイルの回転は, 順回転・低回転数で行うと, より高い切込み送り速度での切断が可能となる.
2) 砥石摩耗量は切込み送り速度の増加に伴い増大する. また, コイル回転数が高いほど, その割合は大きい.
3) 切断されたコイルばねのコイル外側面の傾きは, 切込み送り速度の低速域 (f<10mm/min) では, JIS B2707の規格の2級以内に入る.
4) 加工精度を重視する場合は, 切込み送り速度の低速域 (f<10mm/min) で, 厚い砥石の結合度を高くしてコイル回転数を30rpm以下にするとよい.

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