芝草研究
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研究論文
草刈りと抑草剤, ビスピリバックナトリウム塩液剤の併用による瀬戸内海地域における芝生畦畔の維持管理の検討
伏見 昭秀
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2019 年 47 巻 2 号 p. 105-110

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抄録
シバ (Zoysia japonica Steud.) を主体する瀬戸内海地域の芝生畦畔の維持管理において, 5月, 7月, 9月の年3回の草刈りのうち, 7月の草刈りを抑草剤ビスピリバックナトリウム塩液剤の1回処理に代替することを検討した。2016年試験では, 6月上旬から7月下旬の剤一回処理と従来の7月草刈りでは, 9月の草刈り前における乗算優占度の合計 (m3/m2), 群落高 (cm) およびシバ被度 (%) は同様の傾向であった。2016年試験と同一の芝生畦畔を用いた2017年試験では9月の草刈り前の対照区を含めた乗算優占度の合計はチガヤ [Imperata cylindrica (L.) P. Beauv.] の優占によって, 2016年試験に比べて2.4倍に増加した。群落高は6月下旬から7月下旬の剤1回処理と7月草刈りで, ほぼ同様であったが, 6月上旬の剤1回処理では高くなり, 芝生畦畔の群落高として看過できなかった。また, 2017年試験では2016年試験に比べて対照区を含めたシバの被度は低下した。以上のことから, 抑草剤の処理時にチガヤの発生量が少ない場合には, 7月の草刈りを抑草剤に代替することが可能であることが示唆された。
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© 2019 日本芝草学会
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