芝草研究
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除草剤と界面活性剤の共力効果
中山 裕人近内 誠登一前 宣正
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1988 年 17 巻 1 号 p. 49-52

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抄録

除草剤の効力発現に及ぼす界面活性剤の影響について検定した。
1.スズメノカタビラに対するアシュラムと界面活性剤混合による枯殺効果は, 明らかに共力効果を示し, 界面活性剤No.4およびNo.17でとくに相乗作用が高かった。
2.界面活性剤のHLB (Hydrophillic Lipophillic Balance) は12前後でアシュラムとの共力効果が高かった。
3.ビアラホスと界面活性剤の混合処理により, 殺草効果の増加を示した。有効な界面活性剤の条件は, エチレンオキサイド付加モル数が8~12の範囲であった。
4.非選択性除草剤4種に対する界面活性剤添加による除草効果は明らかに増加し, とくにシアン酸ソーダで著るしく, 次いでグリホサート, ビアラホス, アロキシジムの順であった。

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