芝草研究
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芝草の生長抑制に関する研究
第2報 窒素施肥とMH-30処理効果の関係
森 日出丸川添 永典小田 昭久
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1976 年 5 巻 2 号 p. 109-114

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抄録

1.頻繁に刈込みを要するRyegrassとKentucky bluegrassに対する生長抑制剤MH-30の草丈抑制の効果と窒素施肥との関係を, 草高, 刈取生草重, および芝草品質について検討した。
2.RyegrassへのMHによる抑制効果は, N肥施用量にかかわらず, 30日位の持続性を示し, 0.3~0.5cc/m2で40~60%の抑制がえられた。
3.しかし, 被覆度や色調でみた芝草品質は, MH処理により低下し, 被覆度は, N肥施用によりその低下を緩和するが色調には, N肥施用の差は認められなかった。
4.Bluegrassでは, MHの抑制作用は, N肥施用にかかわらず20日位の持続性を示し, 0.3~0.5cc/m2では30~40%の抑制でRyegrassより鈍感であった。
5.品質では, 被覆度でみると, Ryegrassほどではないが, MH処理により低下するがN施用により低下が少く, MHの障害を減じている。葉でみると, N施用がMH処理による変色に殆んど影響しなかった。

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© 日本芝草学会
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