可視化情報学会論文集
Online ISSN : 1346-5260
ISSN-L : 1346-5252
論文
粒子ベースボリュームレンダリングのための粒子密度推定法
大規模非構造ボリュームデータに対する適用
河村 拓馬坂本 尚久山崎 晃小山田 耕二
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2008 年 28 巻 11 号 p. 69-77

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抄録

本論文では,大規模な非構造ボリュームデータを,少ないメモリリソースでプレビューするための,確率統計的なボリュームレンダリング手法を提案する.ソート計算で消費されるメモリバンド幅が大規模非構造ボリュームデータを処理する上でボトルネックになることが知られている.以前の手法では,この問題を解決するために,粒子の発光や光の吸収を無視した光学モデルを用いて,ソート計算を必要としないボリュームレンダリングを行った.しかしながら,提案手法では,ボリュームデータを,不透明な自己発光する微小な粒子の集合として表現することによって,粒子の発光と光の吸収を考慮したボリュームレンダリングを,少ないメモリリソースで行うことができる.本論文では,約10億個の四面体からなる非構造ボリュームデータに提案手法を適用し,有効性を検証した.

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© 2008 by the Visualization Society of Japan
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