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可視化情報学会論文集
Vol. 37 (2017) No. 2 p. 1-10

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http://doi.org/10.3154/tvsj.37.1


多くの作業現場では,各々の作業者の位置が,作業効率,安全性,作業ミスの頻度,身体的および精神的作業負荷などに影響を与えることが知られている.このため,人物の位置を追跡する計測法(人物追跡法)によって取得される位置データを用いて,位置と作業効率などの関係が調べられている.一方,計測法は確立しているわけではなく,いくつかの課題が残されている.最も大きな課題の一つに個体識別能力の向上がある.また,追跡の際のプライバシーの保護も重要な課題である.本稿では,はじめに,既存の人物追跡法を網羅的に調べ,人物追跡に必要とされる要件と課題を明らかにする.次に,近赤外線LEDで構成される不可視マーカを用いた人物追跡法を提案する.2名の人物追跡実験の結果から,提案手法によって頑健な個体識別が実現できること,プライバシーを保護できることが示される.

Copyright © 2017 社団法人 可視化情報学会

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