NHK放送技術研究所
1992 年 16 巻 77 号 p. 63-68
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RGBカラー画像を小ブロックに分割すると、各ブロック内では3色信号間に強い相関性が観測される。多変量解析の一手法である主成分分析法をブロック分割された画像のRGB3信号に適用することによって、3色信号間の相関をなくし、かつある1つの信号成分の分散を他の2つの信号成分の分散よりもはるかに大きくなるように座標変換することができる。この変換による3つの新たな座標軸のうち、分散の小さい1つまたは2つの座標軸の信号を削減してもほとんど画質を損なわないことがわかった。
映像情報メディア学会技術報告
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