住友電気工業株式会社横浜研究所
1993 年 17 巻 18 号 p. 43-48
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
1.55μm帯光アナログ信号を1.3μm帯用シングルモードファイバで伝送した際生じる歪劣化を解消する分散補償ファイバの設計を、特に相対強度雑音の観点から理論検討した。そして、この理論検討をもとに分散補償ファイバを試作し、これを用いて実際に1.55μm帯M-VSB伝送実験を行った。その結果、他のアナログ伝送特性を劣化させることなく、歪特性を改善できることを確認した。また、歪特性の理論値と実測値はよく一致した。更に、伝送路の全分散が負の領域では、送信器自体のもつ歪が改善されることも明らかにした。
映像情報メディア学会技術報告
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら