テレビジョン学会技術報告
Online ISSN : 2433-0914
Print ISSN : 0386-4227
ホログラフィー専用計算機による三次元物体の認識 : 画像変換技術関連 : 情報入力 : 情報ディスプレイ
岡崎 昌史伊藤 智義矢部 孝
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

1993 年 17 巻 34 号 p. 17-21

詳細
抄録

実在の物体から作ったホログラムから計算機上に三次元イメージを再生する方法を提案する。この方法は1点の物体から作ったホログラムと実際の物体から作ったホログラムの相関関係を基準にしている。そして、各方向について波長と同じ長さの解像度で物体を再構成することに成功した。この解像度は普通のホログラフィーのものを越えている。この方法用に開発された専用計算機HORN-l(HOlographic ReconstructioN)は短い時間で計算をすることが出来る。HORN-lは1台で500 MFLOPS相当の計算能力がある。

著者関連情報
© 1993 一般社団法人映像情報メディア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top